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「第2回目高校生防災セミナー(東日本大震災被災地視察・交流バスツアー)~後編~」

宿泊した「いりやど」に別れを告げ、南三陸町をあとにしました。
2日目は東日本大震災の被災地の中で、初めて仮設住宅からの集団移転をされた岩沼市玉浦西地区に移動し、学びます。

<7月28日(木)>
午前中は玉浦西地区にて、住民の方、岩沼市社会福祉協議会職員、(公社)青年海外協力協会(岩沼市スマイルサポートセンター)職員からお話を聞きました。

後編0


後編1

震災当日、屋根の上でまさに「サバイバル状態」を経験したお話、甚大な津波被害のお話など、聞けば聞くほど津波被害の悲惨さが伝わってきました。
ただ、津波被害で大変だったと言う話だけではなく、そこから復興に至るまでの社会福祉協議会の取り組みや、避難所から仮設住宅への転居の話、そして仮設住宅から集団移転し新しいまちができるまでのお話を聞きました。

沿岸部の6つの集落を玉浦西地区に集団で移転させた背景には、もともと築かれていたまちのコミュニティ(つながり)を大切にしたいという住民の想いがあったのだ、と住民の方。

後編2


また、岩沼市在住の高校生より、被災後の岩沼市内の中学校での減災の取り組みについて紹介していただきました。
日頃から避難経路が示された地図をもって、いつどこで地震や津波が来ても困らないように準備をしていると高校生。

後編3


日頃からのつながり、日頃からの準備がいざという時に役立つのだと学びました。

お話を聞いた後は昼食を住民の皆さんと一緒に頂きます。
吹田の高校生が役割分担をし、非常食で使用されるアルファ化米を調理しました。
配膳なども協力し合って、無事においしい炊き込みご飯が出来上がりました。

後編4

後編5

食事中にはそれぞれのテーブルで意見交換をし、学びを深めることができました。


午後からは「千年希望の丘」に向かいます。
「千年希望の丘」は東日本大震災を風化させないように、また津波発生時に津波の力を減衰させ、避難できる場所にと作られました。現地では、岩沼市の井口前市長寺島地区菅原区長にご協力いただき、千年希望の丘についてのお話と、除草ボランティア活動をしました。
まず、岩沼市の井口前市長より、千年希望の丘に対する想い、また千年後の岩沼の子どもたちへの想いをお話しいただきました。

後編6

お話の後、千年希望の丘に想いを馳せながら草ぬきのボランティアを行いました。

後編7

ボランティアひとりひとりの小さな力が積み重なって、岩沼が復興に近づいているのだと、実感してもらえた事と思います。

銭湯で汗を流した後、宿泊先の寺島地区公会堂へ到着。
ここは東日本大震災で実際に避難所として使用されました。
区長のお話を聞いた後、高校生は2グループに分かれて、避難所運営体験をしました。
様々な人が集まる避難所で生活するためにはどんなルールが必要か、意見を出し合い、グループごとに発表しました。

後編8

意見をまとめるのが難しかったと高校生たち。
アルミマットの上に寝袋を敷き、いろんな思いを持ちながら就寝しました。


<7月29日(金)>
区長に見送ってもらいながら朝8時30分に岩沼市を出発し、帰路につきました。

後編10

21時過ぎ、総合福祉会館に到着しました。副会長、職員が出迎えました☆

バス内では2日目の感想と、このバスツアーで特に印象に残ったことを1人ずつ発表してもらいました。
誰一人として同じ意見はなく、高校生たちは自分たちの言葉で感じたことを堂々と発表していました。
高校生たちが南三陸、岩沼のみなさんの想いを受け止めてくれているのがしっかり伝わってきました。
このバスツアーで、「見て、聞いて、感じたこと」を吹田での生活で生かしてもらいたいなと思います。


今回、視察・交流バスツアーにご協力をいただいた南三陸町、岩沼市(玉浦西地区・寺島地区)の皆様、または関係機関の皆様には多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございました!


<(次回)第3回目高校生防災セミナー>
内容:「学び、見て、聞いたことを、深めよう!」
日程:8月27日(土)
第1回の講義、第2回のバスツアーを通して高校生が学んだことを深めます。
どんな活動が必要か。そのために私たちは何ができるかを考えます。

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